第73回三重県立久居農林高等学校卒業式
昨日、第73回三重県立久居農林高等学校卒業式が挙行された。在校生1・2年生の参列はない。来賓もなし、保護者も生徒一人に対して一人のみの参加であった。それでも感染対策を施し、無事に終えることができた。3年生代表の答辞をサッカー部の勝田遥斗(久居中出身)が立派に務めた。近藤も本年度3年生の担任団であり、感慨深い。
卒業するサッカー部員は10名。激動の時代を突き進んだ学年である。1年次には八束学年の2部から3部への降格とセカンドチームとして3部に参入した。2年次には一丸学年と新人戦ベスト8と3部から2部昇格を果たす。3年次は2部から1部への昇格を目指すもコロナ禍で練習がままならない事態を経験した。ラストのシーズンはリーグ戦で良さを出すも勝ちきることができない。また選手権の津工業戦ではシードの壁に阻まれた。努力を継続するも、またしても勝負の厳しさが立ちはだかる。それでも自分たちのスタイルを貫き通してくれた。今シーズンの課題は後輩達が引き継ぎ、改善に努力してくれることであろう。
近藤も6年目の卒業生である。今年の卒業生も今までの卒業生同様に年々一歩づつ久居農林サッカー部を成長させてくれた。成長の階段を二段とばしではなく一つづつ上ってくれた。感謝している。特に奥山・林のビルドアップ、倉本らの中盤の保持、世古・勝田らの前線のハードワークに代表されるサッカーのスタイルの定着は大きな功績であろう。久居農林サッカーの強みは理念を持っていること。今後も選手と共に追求し続けていきたい。
卒業生には次のステージでも、高い志(こころざし)をもち、目の前に立ちはだかる壁にも勇気を持って乗り越えてほしい。活躍を期待しています。(近藤)
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