高円宮杯 JFA U18 サッカーリーグ2021 三重県2部R 第8節

2021.7.17(sat) 12:10kickoff vs上野 名張高G(クレー)

【スタメン】

吉井、磯崎、飯田、鈴木、松浦、高山、村林、山本ば、児玉、伊藤、米積

【サブ】

髙木、土性、坂西、杉谷、永井、山本ひ

【結果】

久居農林 4(3-1 1-0)1 上野

得点)6m○児玉①、15m●、18m○米積、37m○児玉②、80m○村林

交代)40m松浦→山本ひ、55m米積→杉谷、60m山本ひ→永井

【コメント】

リーグ戦も終盤に入り、残り2節。最終結果を前に勝敗への意識がより高まる熱い戦いが始まる。久居農林も4位以内を確実にしたい重要な試合であった。津市内は降雨でグランド不良な日が続く。グランド状況が気になる。この日も名張高校への往き道の峠で降雨。名張市の天気を心配しての移動であった。しかし予想は良い意味で裏切られる。全くの晴天。しかもグランド状態も問題なし。文句をつけることができない状態にほほが緩む。

試合は開始から相手のハイプレスで始まる。農林DF4人とボランチに圧がかかる。とくにSDFには何らかの情報があるのか、狙われていた印象である。キックオフ早々にボールを奪われると、主導権を奪われてしまう。しかし今までのリーグ戦でもハイプレスは経験している。ディフェンシブエリアで重すぎない攻防に持って行くとCKを得て、そのCKで児玉が頭で合わせる。その後2~3度チャンスがあるも外すと、相手右サイドのポゼッションから左に流され,

クリーンにシュートを決められる。点の取り合いの様相を呈する。狙いは相手6枚のハイプレスをかいくぐり、相手DF4枚のラインを崩すことであった。18m米積、39m児玉の得点もそのような形から生れたものであった。3対1で前半を終えるも自分達のサッカーができていない未消化な気持ちと焦りがあるように見えた。次の1点を早めに欲しいが入ったのは後半終了間際である。

監督としてベンチで指揮し、サッカーの楽しさをまた味わうことができた。リーグ戦を通して農林サッカーに対抗する守備を仕掛けてくる。自分たちの攻撃プランの修正が求められる。攻撃の組立の引き出しを増やしたり、エリア応じたプレー原則の見直しが求められる。選手は困惑しているが、その困惑した状況を改善していく楽しさを味わえた。リーグ戦を通して監督としてまたチームも成長することができる。また不測の状況でもプレーを適切にできる選手を育成するTRを積み上げていかなければいけないことも再確認した。またひとつ上のステージに行ける気がした。昨日7/17はオリンピック前の交流戦で日本対スペインが対戦した。スペインの戦術理解をベースにしたスキル発揮に驚嘆した。まだまだやることはある。今後も久居農林サッカーとともに成長して、頂上に登り詰めたい。(近藤)

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