R3年度三重県高校サッカー新人大会2回戦(vs上野)試合結果
2022.1.10(mon)12:00vs上野(NTN)
久居農林0(0-0 0-4)4上野
得点)44m●,48m●,58m●,72m●
交代)60m山口こ→西原
【スタメン】
荒川、野呂、森、魚見、松浦、小亀、長田、山口こ、山口し、永井、児玉
【サブ】
加瀬、中村、杉谷、西原
【コメント】
新チーム始動からチームのベースとなる主メンバーを5人欠いた。さらに主なポジションではないところを2人がプレーするメンバー構成での戦いとなった。怪我やリハビリ等の練習不参加でメンバーが揃わない。それでも年末年始をそのメンバーで戦ってきた。スタメンを考えていたボランチ岸江が2日前のTRで怪我したのも痛かった。苦しいチーム状況の中、試合前のミーティングで「勝とうと思わずに、内容にこだわろう」と伝える。勝利を意識しすぎて蹴り合いになると一層苦しい展開になると考えたからである。年末年始のTR-Gで求めていることは伝えてきた。TRもしてきた。そのTRの質で上回ることを期待した。
試合序盤は自陣ゴール前のビルドアップに重きを置かずに柔軟に戦うことを強調するも、試合経験のなさから試合開始早々からビルドアップのボールロストが続く。そして再三相手右サイドアタッカーに自陣ゴール前までドリブルで運ばれてピンチを迎える。それでもGK荒川のビックセーブで失点を許さない。攻撃は児玉、山口し、永井で違いを見せたいところであったが前半のシュート数は上野が9本、久居農林は1本となる。0-0で前半を終え、攻撃面で「バイタルエリアの活用」を指示する。ビルドアップからバイタルに斜めのパスが入るも前を向けずにバックパスで相手が守備しやすい状況をつくってしまう。また効果的なサイドチェンジでアタッキングエリアにボールを運ぶも崩しにつながる効果的なプレーが生れない。イメージ通りなつながりは0-2で迎えた自陣右サイドから左にサイドチェンジし、松浦がアタッキングエリアのフリーゾーンで前を向き、相手ゴールにコンビネーションで迫ったところだけだろうか…。ミドルエリアでボール保持し、前線につなげるプレーは増えたが効果的なフィニッシュの場面までいけない。後半もシュート数で上野は15本、久居農林は1本という結果であった。ただ後半ラスト10分の戦い方が前半のはじめからできていたら、また違った試合展開になったのではないかと思う。
課題としては「守備時のDFラインの背後の管理」「ビルドアップ時のボールの持ち方と展開するイメージづくり」、「攻撃時の幅と深さを確保した上でのアタッキングエリアにボールと人を侵入させていくこと」、「アタッキング時のポジショニングと崩しのイメージづくり」そして「アタッキングエリアでの正確なスキル発揮」だろう。
負けたものの練習再開の1/12朝練は選手35名が揃ってTRできた(残り4名は理由ありの欠席)。負けて得たものがある。チームがTRを休まず努力して継続する重要性に気づいた。この日の朝練の状況を続けることをベースに4月のリーグ戦に向かっていきたい。(近藤)
0コメント